こんにちは!
今日もゆるっと派遣ライフを送っている派遣歴10年のきなこ(@kina0ko0)です。
ちなみに、なかなか就職が決まらずやむを得ず派遣を始めた人以外のほとんどは、
- 定時で帰れる仕事をしたい(時短したい)
- 人間関係のストレスが無い仕事をしたい(人となるべく関わりたくない)
と言う理由で派遣をしてる方が多いと思います。
定時で終わるのは、正社員ではないからできる業務範囲に限りがあることから察しがつきますが、人間関係のストレスが無いとはどういうことでしょうか?
私が派遣社員を続けて気がついたストレスが少ないと感じるポイントを調べてみました。
人間関係にストレスを感じやすいのは「内向型」だからかも?
上司も部下も関係無い!「派遣」とは時間と技術を切り売りする働き方
そもそも派遣社員は、時給制である場合がほとんど。
これは、時間とともにその派遣社員の「技術」や「経験」を企業に提供しているからです。
アルバイトやパートと似ていますね。
派遣社員がアルバイトやパートと違うのは、直接雇用されているわけではないということだけ。
大体の派遣社員は働いた時間でお給料が決まるので、月給制の正社員と比べると圧倒的に会社に拘束される時間が短いといえます。
会社にいる時間が短ければ、その分、人と関わる時間も短くなるのは当然ですね。
また、雇用形態が違うということで、求められる仕事内容やキャリアップも違うので、複雑な人間関係の輪から出ることができます。
- あらかじめ指定した働き方(時間、曜日、賃金、勤務先、業務内容など)で働けるからストレスが少ない
- 企業の人間関係やキャリアップといったレールに乗らなくて良いので、プレッシャーやストレスを受けにくい
- 特定の業務だけをすればいいので、必要最低限の人とだけ交流すればなんとかなる
↑私も調べてみました!↑
>>>派遣社員から転職するなら年収はどのくらい?
派遣社員が時間以外に拘束されない3つのこととは?
時間以外に派遣社員が拘束されないことには、こんなことが上げられます。
どれも派遣先(就業先)のルールとして、契約書に書いてあるなら守らなければいけませんが、ほぼ間違いなくこの当たりのことは書かれていませんから、何か言われたら「契約書に書かれていないので、営業に確認してみますね」と一言伝えましょう。
人事担当者以外の場合は、派遣社員のできること・できないことをわかっていない会社も多いので、やみくもに正社員の言うことを聞いていると無駄なストレスを感じる場面が出てきます。
- 契約以外の「仕事」はしない(できない)
- 社員さん達の「イベント事(飲み会、バレンタインなど)」は強制ではない
- 社員さんの「人間関係(年齢、性別など)」に巻き込まれない
など。
契約書に書いていないことはしなくてOKってホント?
まず、①番目の「契約以外の仕事のこと」について。
派遣社員である以上、派遣先の企業とは、「契約していること」するために私たちは招かれていますから、契約していないことはしなくて良いですし、むしろやっちゃダメなことの方が多いです。(何か起きた時に責任問題が発生するため)
なので、過剰な仕事やノルマ、パワハラ、セクハラはどんどん担当営業に報告し、担当営業が取引先との関係を悪くしたくなくて対応してくれないなら、本社のコールセンターに連絡すればOKです。
派遣社員に何を依頼しているかわかっていない会社もありますので、どんどん担当営業に連絡するのが、余計な摩擦を起こさずに穏便に解決する方法です。
飲み会は苦手。でも正社員さんに誘われたら行かないといけないの?
②の社員さん達のイベント事(飲み会、バレンタインなど)についてですね。
基本的に断れますし、強制ではありません!
もしも、「どうしてもお酒が苦手」、「大勢で団欒するのが苦手」なら、事前にそういったイベントがないか営業さんに確認しておきましょう。
私が現在就業している企業さんでは、年に最低3回、派遣も含めた飲み会があり、年末には皆で仕事納めとしてうなぎを食べたり、バレンタインにチョコを上げるイベントがあり、毎月、積立金として集金されています。
(明らかに集金金額以上を社員さん達に賄ってもらっているため、集金にもイベントにも参加しています)
契約後にわかった制度でしたが、こういったイベント事が苦手なら、しっかり確認しておきましょう。
業務とは関係ないけれど、コミュニケーションを深めるという名目で行っていたりしますので、結構、派遣の営業さんも知らない場合は多いです。
険悪な女性グループの派閥があるけどどうしたら良い?
最後に③の社員さんの人間関係(年齢、性別など)についてです。
どうしても女性が多かったり、男性社員が多くても体育会系な思考の人が多いと、こういったグループ問題が発生しますよね。
基本的には「私は派遣なので関係ないです」という気持ちで、聞かぬ存ぜぬで働くのが1番です。
関わると面倒なことしかありませんので(常にお昼一緒、お土産交換、飲み会、合コンなどに誘われるなど)、ここはあえて立場の違いを強調してほったらかしが良いと思います。
また、あまりにもグループ化が酷くて働きづらい(居心地が悪い)のであれば、早めに契約終了をお願いして、転職するのが良いと思います。
そうは言っても飲み会の参加を勧められる…どうやって断る?
私の場合ですが、
- お酒が弱い
- 少食なのでほとんど食べられない(会費がもったいない)
- 体が弱いのですぐ帰って休みたい
- 「飲み会」などが苦手で「派遣社員」になったと言ってしまう
「体調が悪い」「都合が悪い」という断り方だと、前もって予定される大きな飲み会が断りにくかったため、この4つについて主催の方や周りの方に触れ回って出ないようにしていました。
小さなお子さんや介護が必要な方が自宅いらっしゃる場合は、そもそも「派遣」で働くもっともな理由だと思うので、働く時の会社訪問時に全面的に言っておくといいでしょう。
- 働く前に「飲み会不可」の理由を言っておく(派遣担当者と派遣先)
- ドタキャンが1番良くないので、断ることを先延ばしにしない!
まとめ)時間で働く派遣社員なら「契約書」に書いていないルールには縛られなくて大丈夫!飲み会に出なくても大丈夫
正社員となると、他には冠婚葬祭、研修会、長期休暇をとった後のお土産配りや、相手企業との懇親会や接待など、実に多くの場面で、コミュニケーションとプライベートの時間を求められてしまいます。
もともと人と接するのが苦ではない人からすれば、同期がいたり、優しい先輩や頼れる上司がいる会社は魅力的でしょうが、とにかく人と接することで疲れる、気を使いすぎる、自分がどう見られているか気になってしまう人には苦痛でしかありません。
気にしすぎと言われても、そういう性分だとなおさら改善ができませんから、本人も悩みの種だったりします。
その点、派遣で働くということは、自分で最低限の働くための条件を付けられるので、人が少ない小さなオフィスや、短い時間での労働も可能です。
そして「派遣社員」という雇用形態になることで、人間関係の幅を意図的に狭められる利点があります。
もし、組織に属すること、人間関係が働く上でのストレスだと感じているならば、一度派遣社員という働き方を検討してみてはいかがでしょうか?
以上、未だに正社員になったことがない非正規労働者なきなこ(@kina0ko0)がお送りいたしました。
派遣社員になったら何がいいの?
>>>現役アラサー派遣OLが教える派遣事務で働くメリット・デメリット
▼ちなみに5年以上同じ企業に派遣されて働くと「無期雇用派遣」というものに切り替えることもできます。(派遣会社に要確認)
無期雇用となると、派遣のまま安定して働くことが可能になりますので、派遣切りが心配な方はこういう働き方に転向することで安心して就業できますね。
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